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【R18】最高の結婚

第7章 ヤクザの恋人


遥side

部屋を照らす朝日。
僕を包み込む優しく暖かい手。
隣には愛しい人。

最高の朝だ。

坂間さんの寝顔がつい可愛く見えてしまう。
僕達、恋人になったんだ。
凄く嬉しい。
幸せ。

坂間さんの少し乱れた髪を優しく撫でる。

「・・・遥?」

「おはようございます。坂間さん。」

「おはよう。体調は?」

「元気です。昨日はありがとうございました。」

「いいんだ。」

強く抱きしめられる。

「どうしました?」

「・・・幸せだなって。」

可愛いっ!!
この人こんなに可愛かったっけ!?

つい僕も抱きしめ返し、頭を撫でる。

「僕もですよ。」

「俺達、恋人になったのか。」

「そうですね。」

「・・・だったら、俺の事名前で呼んでくれねぇか?」

「な、名前ですか!?////」

「そう。それから敬語も無し。2人だけの時でもいいから。」

うわ・・・
恐れ多すぎる・・・
恋人になるのでさえもそう思ってたのに。

「じゃ、じゃあ・・・遼さん////」

「・・・何か違う。」

「えぇ!?じゃあ・・・遼・・・くん・・・////」

「まだそっちがいい。」

恥ずかしい!!
物凄く空気になりたい!!

「ではこっちで呼びますね////」

「敬語。」

「あっ・・・////」

無理だよ・・・
急にタメ口とか・・・
慣れない・・・

「ぷっ・・・はは(笑)」

あ・・・笑った・・・

「すまん。可愛いなと思ってな。」

「そんなっ////」

どうしよ・・・
ほんとにすごく幸せすぎる。
いつまでも続けばいいな。
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