第6章 やっぱり好き。
遼side
「坂間さん、今なら大丈夫です。」
「わかった。遥、裏口から出るぞ。」
「はい。」
遥の手を引き裏口から出る。
目立たないように車は使わず交通機関を使って移動することにした。
最寄り駅に着いた。
ここまで来たら安心だろう。
人も多いし、いざと言う時は隠れやすい。
「あの・・・坂間さん・・・////」
「どうした?」
振り向くと遥が顔を赤らめていた。
「その・・・手・・・が////」
「すまんっ!つい////」
「い、いえ!嫌・・・では無いんです・・・けど・・・////」
早速、遥に引かれてしまったか・・・
にしても・・・
今日の遥はまた一段と可愛く見える。
「さ、さぁ行きましょうか!////」
「そうだな・・・」
遥とデート・・・
楽しまないとな・・・