第6章 やっぱり好き。
遼side
遥と・・・デート・・・
「・・・よしっ!」
机の下で小さくガッツポーズをする。
「何かいい事でも?」
「いや?別に?」
「顔にやけてますよ。」
「えっ!?////」
「貴方の表情は嘘つけないんですね。」
最近、表情筋が緩くなった気がする。
遥が来てから。
「デートですか?」
「っ!ち、ちが・・・ただの出かけだ////」
「遥さんと?」
「な、なんで知って・・・」
「さ、仕事仕事。」
「おいっ!」
須賀野は何処まで知ってるんだ?
というかなんでさっきの話を・・・
「坂間さん、遥さんの居場所はもうバレてます。」
「っ!」
「最近、この周辺に怪しい奴らが彷徨いています。気をつけてくださいね。」
「・・・そうか。わかった。」
武器は多めに持って行くか。
それから念のために・・・
「須賀野、前に言ってたやつ頼めるか?」
「了解です。」
デートは・・・出かけるのは明後日になっている。
その日は楽しむべきだろうが、気は抜けない。
「坂間さん、俺達も戦闘準備しておきます。ので、その日は楽しんでください。しっかりお守り致します。」
「感謝する。」