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【R18】最高の結婚

第5章 恐怖心と恋心


遥side

坂間さん、好きなようにしろって。
いいのかな?
あんなに外には出るなって言ってたのに。

廊下を歩いてると、川口さんが何人か引き連れて外に出ていくのが見えた。

今から仕事かな?

「川口さーん。」

「おっ、遥!どうしたんだ?」

川口さんの元へ駆けつける。

「今からお仕事ですか?」

「あぁ。?」

「その、見学してもいいですか?迷惑だったらすみません。」

「俺の仕事のか?」

「はい。」

「そうだな・・・けど、親分は許してくれたのか?」

「好きなようにしろと。」

「・・・そうか・・・」

川口さんは少し考えるような素振りを見せる。
やっぱり迷惑かな?

「わかった。けど、俺から離れるなよ?念の為にな。」

「はい!ありがとうございます!」

川口さんは車に乗り込む。
僕も続いて横に座った。

仕事ってどんな感じなんだろ。
もし、僕にも出来そうだったら働きたい。
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