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【R18】最高の結婚

第5章 恐怖心と恋心


遼side

「俺は仕事に戻る。お前はゆっくり休め。・・・?」

「・・・////」

「遥?どうしたんだ?」

「い、いえっ!何も・・・////」

髪をクシャっと両手で掴み、顔を赤らめる。

っ!嫌だったのか!?
俺に触られるの・・・そんなに嫌だったか?!

「あ、あのっ・・・僕・・・何か出来ることないですか?他の人達は皆さん働いてるのに、僕だけ悠々とここに住むのは・・・」

「え?あぁ。遥の好きなようにしろ。」

ショック過ぎて、遥の言葉なんて一切聞こえてなんかなかった。
適当な返しをしてしまった。

「坂間さん?」

「・・・」

「あ、えっと・・・じゃあ、自分で探してきますね。」

「おぉ。」

そんなに、嫌だったか・・・
俺、嫌われてんな。

「坂間さん、入りますよ?」

須賀野がノックして入ってきた。

「・・・どうかされました?この世の終わりみたいな顔してますけど。」

「須賀野・・・俺を殺してくれ・・・」

「本当に何があったんですか?殺せる訳ないじゃないですか。」

須賀野が飲み物を渡してくれる。

「話、聞きますよ?」

「須賀野・・・」


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