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【R18】最高の結婚

第11章 幸せな家族


幸希side

父親か・・・
生まれた時からずっと一緒にいたのは遥とおじさんだったからな・・・
初めはおじさんが父親だと勘違いしていた。

「それじゃ、検査結果配るから出席番号に取りに来て。」

この顔は父親に似てる・・・
そう言われても見た事がないから本当か分からない。

10年以上も待ってる遥は凄い。
俺自身、おじさんが父親だったら嬉しい。

「お前なんだった?」

「βだよ。」

「やっぱりなー。お前平凡だもんなー。俺もだけど。」

「大体、‪α‬とΩは珍しいんだって。」

周りは結果の事で盛り上がってる。

「それは必ず両親にみせてね。」

第2の性別ね・・・
面倒臭い世界だ。

俺は検査結果をバッグの中にしまい、教室から出た。

ゆっくりと歩きながら家へ向かう。



「ただいま・・・」

知らない人の靴。
男だ。
まさかっ!

靴を脱ぎ散らかした状態で近くのバッドを持ち部屋に向かう。


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