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とうらぶ夢倉庫(長編館)

第19章 梅雨(水心子正秀ver) ★





「ひぁっ…っ!!///」



ビクンっと、彼の身体が跳ねる。
もう既に硬くなったその先端から、透明な雫が垂れてきていた。


確か、あの映像では……
私は彼のソレに顔を近付ける。




「えぇっ、ま、待って、そんなっ、だ、だめ…っあぅっ///」




必死に邪魔をしようとする彼の手を払いのけて、彼のソレを口に含み舐めてみる。
今まで味わったことのない、不思議な味がした。
この後はどうだったか…と必死に映像を思い出しながら、真似をする。
確か吸いながら上下運動をしていたハズだ。




「んっ、んっ…、はっ…あぅぅ…///」



チラリと彼を見ると、彼は真っ赤にした顔を歪めながら、短く喘ぎ声のようなものを発していて。
ビクビクと小刻みに震えていた。
そして。



「あっ、も…、ダメ、出る…、離、して…、だめっ…///」



彼は必死で私を離そうとするが、お構いなく続けていると。
口の中に何かがたくさん流れ込んできた。
あ。さっき映像にもあったやつだ。
私はその映像に倣って、それを飲み干した。
美味しくは、ない。





「えぇぇ!? まさか、飲んだの!??///」

「う…ん…。えっと、ダメ、だったのか…?」

「だっ、ダメ、じゃないけど…!! あぁ、もう!!///」





水心子くんは慌ててティッシュを数枚手に取り、私の口元を拭いてくれた。





「キミ…、あぁいや、えっと…あ、貴女という人は…っ///」

「…」

「えっ…」

「私の名だ。私は水心子くんの主ではないし、私の事を主とは呼べないだろう? 名前を呼べないと何かと不便かと思って…。好きに呼んでくれて構わない」

「えっと…、じゃあ…、その……」

「うん」



久し振りに名前で呼ばれて、何となく嬉しくなる。
そして私は一番気になっていた事を尋ねた。




「それで、気持ちよくなって貰えただろうか…?」




彼はまた顔を真っ赤にした。
そして俯き、片手で口元を隠しながら、小声で何かを言っていた。




「えっと…? 済まない、聞こえなかったのだが…」




そう言うと、彼は何かを決意したような顔をしたかと思うと。
視界が揺れた。
一瞬で、彼越しに天井を見る。




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