• テキストサイズ

イケメン戦国『時をかけあう恋』

第4章 時をかけあう恋~ときめく想い~


「ひゃっ!?いっ!?ちっ!?///」

「は?何言ってるの…?」


あまりの近さに、軽くパニックになって、「家康さん!?近い!?」と言えず、最初の文字だけを発しながら、咄嗟に身体を後ずさる。


「き、気にしないでください!!///それより、そんなに私静かでした!?」

「さっき言ったでしょ。あんたが黙ってるの珍しいって。あんたさっきから一言も喋ってないんだけど。」


「(そ、そうだったんだ……)」



ずっと、胸の奥が温かいことや、自分の鼓動に意識がいっていたから、会話をするということをすっかり忘れていた……。

別に必ず会話をしないといけないわけじゃないけど……
というか私が、黙っているのが珍しいって……普段そんなに喋ってたの……?

それに家康さんって、あんまりワイワイ騒ぐようなイメージじゃなくて、静かなほうが好きそうだし……もしかして、いつも喋りすぎて鬱陶しがられてたんじゃ……


そんなことをグルグルと頭の中で考えていると………







「…………なんか、ごめん…」




家康さんがポツリと謝罪の言葉をこぼした。



/ 104ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp