• テキストサイズ

【NARUTO】いちばん近くて遠いひと

第17章 甘え


花奏さんは、

オレの亡くなった父さんが、恩師だからと慕ってくれて、オレがガキの頃ご飯を作ってくれたり、泊まる準備をしてくれてたりずっとしてくれたでしょ?

修行もずっと見てくれて、小さなオレは凄く嬉しかったんです。

オレの技が完成させた時、あなたはとても喜んで笑ってくれたから、時間を忘れてしまうぐらいオレは楽しかったです。


十七歳から、あなたは、いつもモテないから気にしないで、と、言って、全部オレを優先してくれた。

だけど、やっぱりあなたは影で色々断っていた。手紙や告白を断わり、お見合いの話だって今日知ったんですよ?何回断ってんのよ、オレは本当に驚きましたよ。後で怒ろうとしてたのに、あーあ、忘れてましたよ。

花奏さん


花奏さんの青春って全部、オレの事で終わってるって気づいてないでしょ?

本当にあなたはオレしか見ていない。

そんな風にいっぱい頑張ってくれてるのに、まったく表に出していない。

何一つオレに見せようとしない。

そんな愛らしい姿を見て、オレが惚れないわけ無いじゃないですか。あなただけなんですよ、こんなにも愛をくれた人は、花奏さんだけなんです。

心の底からお慕いしていますよ、花奏さん……。」
/ 111ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp