• テキストサイズ

【NARUTO】いちばん近くて遠いひと

第17章 甘え


迷いながら、私はゆっくり口を開けた。


「私は、カカシ君の保護者として三代目に任命されてたんだよ?中忍と言えど、カカシ君は七歳だしね。サクモ先生の事があったし、猿飛様はカカシ君を心配していたの。私は、あなたに顔色や身体の体調を確認して報告しなきゃいけない、って言ってたでしょ?」


「任務……ですか。」

「う"、あ……だけど、私は任務とはあんまり思わないぐらい楽しかったよ。だから気にしなくて良いの。またお金については今後考えていこう、ね?」

「任務と言えど、本当に嬉しかったです。お金は花奏さんは絶対受け取らないって分かってましたから、花奏のお父さんに託しました。すみません、これだけは受け取ってください。」

カカシ君はやはり引かないし譲らない。

「わかった。じゃあ、あのお金は将来に使おう?家とか、あ、子供とか、ね?」

私の提案にニコニコと笑ってくれた。

「ふふ、なんだか今から楽しみですね。」

「うん、じゃあ、そうしようね。」


「はい。わかりました」

私もニコニコと笑う。


その日、明日仕事だからと、
私達は、ベッドで早めに眠りについた。
/ 111ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp