第47章 【番外編】計画通りなフルーツ盛り
「これでいいか?」
先生は確かに下ろしてくれた。
けれど、そこは出窓。
すぐ後ろには自分の姿が映ってしまうほどの暗闇。
ポツポツと下に夜景が見える。
「…っ!!」
床にギリギリ爪先が着くくらい。
お尻が少し浮き、後ろからズブズブと侵入され、あまりの刺激に息が詰まる。
「は、相変わらず狭いな…」
いっぺんに奥まで到達され、ビクビクと痙攣してしまう。
「ぁぁぁ…!!!」
そのまま浅く速く出入りされ、呼吸もまともに出来ないくらいに律動は繰り返される。
徐々にぴちゃぴちゃと水音が激しくなり、それすらも心地いい。
「いきゅ、あっ、い、い、いくうっ…!!」
だらしなくぽたぽたと唾液が垂れるのが目の前の窓のせいでわかってしまう。
恥ずかしさもあるはずなのに、もうそんなことすら考えられない。
「ぁぁああっ!せんせ、せんせぇぇえ…!!」
全身に入ってしまう力を抜きたくて、おかしくなりそうな恐怖から解放されたくて、何回も呼ぶのに返事はしてくれない。
楔が抜かれると潮がばしゃりと水溜まりを作る。
身体を反転され、やっとまた顔が見れたのに、そのまま突かれて仰け反ってしまう。
「ひぁあああ!!!!」
やっと背中にふかふかのブランケットが当たる。
それすらもくすぐったい。
全身が過敏でなにがなんだかわからない。
深いキスをされて、激しく揺すられて、ずっと快感に溺れさせられて。
最後は確かに一緒だった。
珍しく、出されたものを口にふくまされる。
卵白のような独特の生臭さと、あとから広がる苦味に眉が寄る。
溶けた頭はそれすらも嬉しく思う。
大事なものが体内に浸透するような…。
多分他の人に言ってもわかってもらえないと思うけど。