第1章 はじまり
テヒョン「俺の…俺専用のメイドさんになって」
『(メイドさん?)』
テヒョン「ちゃんにしか出来ないんだ。
俺の言うこと何でも聞いてくれるんでしょ?」
『(で、でも…他のメイドさんは)』
テヒョン「俺専用じゃないんだ」
『(そうなんですか……)』
テヒョン「で、返事は?」
一瞬、返事に困ったはユンギに言われた
言葉を思い出していた。
「テヒョンには気を付けろよ」
それでもはテヒョンさんは良い人
だから大丈夫だと思い、受け入れたのだった
『(か、かしこまりました)』
テヒョン「うん。いい子だね」
の髪を愛おしそうに撫でると
テヒョンの唇が耳元に近付いた
テヒョン「ちゃん服、脱いで」ボソッ
『(その、脱ぎ方が…)』
ユンギに着せてもらっていた為、着脱の仕方
がイマイチ理解できていなかった。
テヒョン「可愛いなぁ〜、じゃあ脱がすね」
背中にある結んでいたリボンを解くと
手際よくテヒョンは、するすると服を脱がす
あっという間にはコルセットも
脱がされて、生まれたままの姿になった。
テヒョン「ちゃんの裸、綺麗だね」
『(裸?)』
テヒョン「そう。服着てない姿の事だよ!」
『(そうなんですね…
テヒョンさんは、裸にならないんですか?)』
テヒョン「……俺の裸、見たい…?」
『(!?……お、お願いします)』
テヒョン「はは、ちゃんって案外
えっち なんだね!」ニコッ
『(…えっち?)』
テヒョン「そうだよ。ちゃん、えっち。」
テヒョンは、そう言うとワイシャツのボタンを片手で器用に外しながら脱いだ
細身ながらも、鍛えられた筋肉は美しく
とても綺麗で逞しかった。
『(テヒョンさん、綺麗です)』
テヒョン「へへ、ありがとう。」
チュッ…
『(!?)』
テヒョン「びっくりした?愛情表現だよ」
『(これが…)』
テヒョン「好き、大好き、愛してる、ごめんね
またね、ありがとう……色んな意味があるんだ」