第8章 HERO！

相澤「降りろ到着だ」

仮免許試験当日!!!

相澤「試験会場 国立多古場競技場」

耳郎「緊張してきたァ」
緑谷「多古場でやるのか…！」
峯田「試験って何やるんだろ仮免取れっかな」

ダラんといつもの調子の
相澤「峯田 取れるかじゃねえ。取ってこい」
峯田「オッﾓｯもちろんだぜ！」

「落ち着いて！って言われてもムリだよね
でも後悔ないように思っきり
ぶっ飛ばしておいで！」

相澤「この試験に合格し仮免許を取得できれば
おまえらタマゴは晴れてヒヨっ子…
セミプロへと孵化できる
頑張ってこい」

相澤とユキの言葉に生徒達は
いつもの調子を取り戻しやる気に満ち溢れた

切島「っしゃぁ！なってやろうぜ
ヒヨっ子によォォ!!!
いつもの一発決めていこーぜ!!!」

切島「せーのっ
Plus……」
その声に反応をみせる違う制服を着た男の子
スっと切島の円陣に乗っかり

夜嵐「ultra!!」
急な大声に雄英生徒はその声の主を見る

肉倉「勝手に他所様の円陣へ
加わるのは良くないよイナサ」

同じ学校の生徒に注意された
イナサと呼ばれる男は全力で謝罪してくる

飯田と切島を足して二乗したような人。

相澤（この男…）

「だれ…？この子？」

周りがざわつき始めた
もしかして…！あの制服…！
マジでか！アレじゃん！西の!!!有名な！

ユキは雄英高校しか知らなかったため
よく分かってない顔で頭を傾ける

爆豪「東の雄英 西の士傑」

緑谷「数あるヒーロー科の中でも
雄英に匹敵する程の難関高────
士傑高校!!!」