第14章 ACADEMIA!
ファット
「何に化けとるか注意しとったが…
まさかの「地下」
こんなん相当身体に負担かかるハズやで…
イレイザー消せへんのか!!?」
イレイザーヘッド
「"本体" が見えないとどうにも!」
環「道を作り変えられ続けたら…
目的地に辿り着けない
…その間に向こうはいくらでも
逃げ道を用意出来る
即時にこの対応・判断…あぁダメだ…もう
女の子を救い出すどころか
俺たちも━━━━━…!!」
負けた…もうダメだ。と負の感情に包まれる環
ミリオ「環!!!」
環「!」
名前を呼ばれて正気を取り戻す環
ミリオ「そうはならないし
おまえは!サンイーターだ!!
そしてこんのはその場しのぎ!
どれだけ道をゆがめようとも
目的の方向さえ分かっていれば
"俺は行ける"!!
スピード勝負
奴らも分かっているからこその
時間稼ぎでしょう!先に向かってます!」
緑谷「先輩!」
サー「ルミリオン!」
環「ミリオ…!」
あぁ、いけない…!俺は何をしてるんだ!!
ミリオが頑張ろうとしているじゃないか!
なら俺がすべき事は
ミミック(入中)
(すり抜けか…それは防ぎようがない!
だが辿り着いたとしても1人じゃ
どうにもならないさ)
ぐわんッと地面が歪み下に落とされる
ミミックは約1名だけダメージを受けないように配慮して下に落とした。
イレイザーヘッド
(約1階層分…
落下死させられる程深くはないか…)
アイズ「…」
みんな落ちた衝撃で気づいていないうちに
スっと地面にしゃがみ"落ちたふり"をした
緑谷「広間…?」
ロックロック
「ますます目的から遠のいてんぞ!
いいようにやられてんじゃねぇか!」
落ちた先は広間になっていた
鉄砲玉 八斎衆のうち3人が待ち構えていた
窃野【おいおい、空から国家権力が…】
緑谷「!?」
窃野【不思議な事もあるもんだ】