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僕のヒーローアカデミア

第7章 HERO


「あまりからかうと
痛い目みるのあなたよ…」
フッフフフと不気味な笑顔で
手をいやらしく動かすユキに
キャーと嬉しそうに騒ぐ芦戸と
やっぱり楽しそうなユキ



((教師にみえない!))

じゃーまた後でねー!と手を振る芦戸達に
幸せそうな笑顔で気をつけてねー!
と手を振り返す


ミッドナイト「じゃそろそろ…」

セメントス「片付けも終わったしな」

エクトプラズム「分身モ回収完了シタ!」



生徒が寮に帰り 先生達も帰る準備を始めた頃
ユキはそっとその場から姿を消した。

その場面をみていた相澤は


ユキに気づかれないように尾行していた。
最悪の事態が頭をよぎる
(まさか…





お前なのか……内通者は…)


ユキは顔を隠し学園外に出ていた。
あまり人目につかない道をズンズン歩いていた
手にはメモが握られていた

校長から手渡されたメモが。


歩いていたその先には
たったひとつだけ置かれた公衆電話。

相澤(おいおい…嘘だろ…)

静かにその場に立ち止まり
受話器に手を掛けた。
メモをみながら 番号を押していく。

しばらく沈黙が続いた

「もしもし…私。
……うん。……こっちは大丈夫。
………順調に進んでる。」
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