第7章 HERO
その頃教室では必殺技考察のため
教師が1年A組に集まっていた。
「「必殺技!!!学校ぽくて
ヒーローっぽいの来たァ!!!」」
ミッドナイト
「技は己を象徴する!
今日日必殺技を持たないヒーローなんて
絶滅危惧種よ!」
セメントス
「戦闘とはいかに
自分の得意を押し付けるか!」
エクトプラズム
「コレスナワチ必勝ノ型・技ノコトナリ!」
「ヒーロースーツに着替えて
体育館γへレッツゴー!」
しれっとエクトプラズムの横に並んで
最初からいました感を出してくるユキに
その場が一種 静まり返った
「「見失先生!!?」」
生徒はもちろん 教師たちもビックリしていた
相澤「…お前!………。」
セメントス「大丈夫なのか…?」
ミッドナイト
「退院したばっかりなんでしょ!
休んでないと…!」
心配の声を大丈夫だからと押し切り
無理やり体育館へ移動する
体育館γ…通称────
トーレニング台所ランド
略してTDL!!
一人一人のあった戦闘術や必殺技を教師がみて
アドバイスしていく
緑谷「あの見失先生の
シールドとバリアの違いってなんですか?」
「えっとね…
シールドが 壁みたいな感じで
その一面だけを防御する時に言って
バリアは丸く全体的を囲んだり
相手の攻撃を閉じ込めたりする時に言うかな?
あんまり深く考えたこと無かったけど
大雑把にこんな風に使い分けてるの! 」
ユキ"個性"「シールド」
手のひらから波動がでる
その波動を利用してシールドを作り出してる
鍛錬により
四肢のどこからでもシールドがだせるぞ
しかしバリアは手のひらからしか出ない!
「緑谷くんは必殺技とかもう考えてあるの?」
緑谷「いやそれが…
腕に爆弾を抱えてしまって…
全くビジョンが浮かばないんです…」
んーと腕を組んで一緒に悩む緑谷とユキ
しばらく黙り込んでいたが
ユキがアホ面上げたので
解決策は見つからなかったようだ。
オールマイト「やってるね」
両開きのドア側にもたれかかるオールマイト
緑谷の方へ近づいてくる
1つアドバイスだといい
緑谷少年 君はまだ私を倣おうとしている。
それだけ言うと他の生徒の方へ。
相澤は見てしまった。
ユキとオールマイトの
ズボンのポケットに入れられた
バカでも先生になれる本を。