第7章 HERO
オールマイト・マイク「fuuuuu!」
2人に拘束され
ユキは離してください!と暴れるが
無駄な抵抗だと察して抵抗をやめた
「………」
オールマイト
「あ!そうそう全寮制になっだよ雄英!」
「えっ………!?」
オールマイト「教師とはいえ、まだ未成年だからね
御両親に許可を貰いに行くよ!」
「えっ!ぇぇえええ!
まままままま待ってください!
私……両親!…そうです…両親いないんですよ!」
オールマイト「あぁ知っているさ…!
お爺さんに許可を貰いに行こう。」
「いや、あの……それは…困るというか…
破門されたというか……」
絶対に知られたくない 私のお爺さんの事は。
オールマイト「3日後には退院出来るそうだから
お詫びも兼ねてご挨拶に行くぞ!」
「…えっ…」
もう諦めて 口裏合わせてどうにか誤魔化そう…
病室の外で電話をしているマイクの姿
マイク「目を覚ましたよユキが。
三日後には退院出来るそうだ」
相澤「…そうか…良かった」
駆けつけたかったが、
仕事があるため行けそうになかったため
マイクにあとはよろしく頼むと伝えた、
3日後退院の日
オールマイト「さぁ!行くぞ!」
「は、はーい」
車に乗り込みマイクが運転手で
相席にオールマイトその後ろにユキ。
どうしたものかと頭を悩ませる。
そうこうしてるうちに家に着いてしまった。
デデーーーーン
そこにはでっかいお屋敷が異様な存在感を出していた
オールマイト「風流のある家だね!」
HAHAHAと笑いながら門をくぐる
「オールマイト…!待ってください…」
「「っ…!……お嬢ッ!!!!!」」
人相の悪い顔が一斉にこちらへ向く
「げっ……」
その場にいた輩は道の両端に
整列してお辞儀で迎える
「「お嬢…!おかえりなさいませ!!!」」
頭を抱えて、ため息をつく
何年ぶりだろうか。
こんな人相の悪い人達の出迎えまるで悪夢だ
またため息をつき覚悟を決め顔を上げた
「ただいま…!おじいちゃんいる?」
柳 由美 見失 翔平 の間に生まれた子供
母がバリア
父は目を見る事で相手の嫌な記憶を思い出させる
その二人の個性を継いだ私。
両親が他界した際
まだ赤ん坊だった私は伯父の配慮で
見失の名字を継いだ。
育て親である柳を継ぐのがセオリーだが