第6章 Plus ultra!!!!!!
オール・フォー・ワンの背後に炎が。
その気配に気がついたオール・フォー・ワンは
腕でその炎を打ち払う
その炎にオールマイトも顔を上げる
そこにはエンデヴァーとエッジショットの姿があった
オール・フォー・ワン
[全て中位(ミドルレンジ)
とはいえ…あの脳無たちをもう制圧したか
さすがNo.2に上り詰めた男]
エンデヴァー
「貴様(オールマイト)……」
貴様を越えようと研鑽を重ねてきた…!!
重ねる程に痛感する貴様との差が……
貴様の背中が…!!!
絶望が!
俺を────…
エンデヴァー「なんだそのっ情けない背中は!!!」
ボロボロのオールマイトはエンデヴァーをみつめた。
オール・フォー・ワン[応援しにきただけなら
観客らしく大人しくしててくれ]
片腕に黒く力が集まりエンデヴァーの方へ向けた
音速を超える早さでエッジショットの紙肢が使われた
エッジショット「抜かせ破壊者
俺たちは救けにきたんだ」
駆けつけた他のヒーロー
シンリンカムイは気絶した
Mt.レディとベストジーニストを救出
オールマイトの後ろにいた民間人は
虎が救けに入っていた。
虎「我々…にはこれくらいしか出来ぬ…
あなたの背負うものを少しでも…」
オールマイト「虎!」
虎「あの邪悪な輩を…止めてくれ
オールマイト…!!!
皆あなたの勝利を願っている…!!!
どんな姿でもあなたは皆のNo.1ヒーローなのだ!
みんなあなたの勝利を願っている!!!」
オール・フォー・ワン[煩わしい!!!]
自分の周りの空気を跳ね除け
ちょこまかと動いていたエッジショット
近くにいたヒーローを消し飛ばす
オール・フォー・ワン[精神の話はよして
現実の話をしよう。
確実に殺す為に
今の僕が掛け合わせられる
最高・最適の"個性"たちで君を殴る]
確信を得たよオールマイト
君の中にもうワン・フォー・オールはない
譲渡した後の残り火だ
そしてその火は使う度に弱まっている…
もはや吹かずとも消えゆく弱々しい光…
オール・フォー・ワン[緑谷出久
譲渡先は彼だろう?資格もなしに来てしまって…
まるで制御出来てないじゃないか
存分に悔いて死ぬがいいよオールマイト
先生としても君の負けだ]