第5章 Plus ultra!!!!!
「私、あなた達の役に立てないけど」
死柄木【別にお前用はねぇんだけどよ】
荼毘【コイツは使えるぜ。コイツはヒーロー側の足枷だ】
Mr.【なるほど…アイズの視界ジャックは
敵側の俺らにとっても厄介だが、
ヒーロー側にとっても厄介な個性か…】
荼毘【そういう事だ】
トゥワイス【…なるほどな…どゆうことだよ】
Mr.【敵味方次第で厄介な個性だって事だよ
イレイザーヘッドと組んでるなら尚更厄介だ
敵側からしたら
視界を操られた挙句個性を消されたら
たまったもんじゃないだろ…】
マグ【そうね】
Mr.【だが、アイズがこっち側についた時】
「?!!」
Mr.【確実にヒーロー側への
負担は大きくなるさ
唯一抹消ヒーロー
イレイザーヘッドの
個性を打ち消す事ができる存在なのだから】
「?!!……私は絶対ヴィランの味方になん」
荼毘【それはお前が決めることじゃねぇよ】
口をグイと抑えられ
その目は恐ろしいほどに冷たく暗かった
死柄木【君も勝つのは好きだろ】
死柄木は枷を外してやれと荼毘に指示をした
荼毘はトゥワイスに拘束を解かせた
拘束を解かれた爆豪はてを曲げ伸ばししていた
死柄木【俺達と一緒に世界の頂上にたとう】
死柄木が爆豪に近づいた時 爆豪は死柄木の顔に
向かって爆発を起こした
その反動で死柄木の顔を覆っていた手が床に落ちる
爆豪「俺はオールマイトが勝つ姿に憧れたんだ
もうそこは絶対曲げられねぇよ!」
生意気に威勢のいい態度をとっていた
「爆豪…くん」
死柄木は落ちた手を見て何かを呟いたが
私には聞こえなかった。
カウンターにいた黒い影のような奴が
死柄木に必死な声を上げた時
死柄木は爆豪に殺気のめを向けた
私はあの一瞬 爆豪君の死が予想出来た。
それくらい 危険な状態だった
「………」
死柄木【……アイズだったか】
手を拾って顔につけ直した死柄木はユキに
話しかけ距離を詰めてくる
異様な殺気に手が震えそうになった
「私はあなた達には従わないですよ」
死柄木【従うさ…】
ニヤッと不気味な笑顔が私の眼孔いっぱいに映った
お前は裏切るしかないのさ
ヒーロー側をそうする事でしか守れない。
お前ならわかってるんだろ