第4章 Plus ultra!!!!
緑谷「こいつらの狙いはかっちゃんだ!
それもテレパスでお願いします!」
森の中へ走っていく緑谷に
ユキは待ちなさい!と叫びながら
あとを追いかけようとする
「虎!ラグドールはどうしたの!?」
マンダレイ「それが…連絡がつかないの!」
「わかった。
ラグドールの安否を確かめに行く」
マグ【ヤダ、ホントにさっさと殺しておかないと厄介だわ。】
スピナー【マグ姉!あの子手を出すな】
マグ【迅速殺害ファイルに載ってた子よ?!】
「あの子に手出しはさせない!
私の目を見て────」
マグネットとアイズは一瞬目が合った
マグ【しまった…!!!】
スピナー【マグ姉?! …ッ!!
お前がここにいるなんて
聞いてねぇーぞ!!!アイズ!!!】
「虎、マンダレイ今のうちに!」
マグネットの視界を歪ませている今なら
ろくにたてもしないだろう。
スピナー【テメェ、アイズー!!!】
スピナーがユキの目を目掛けて
小型ナイフを投げつける
マンダレイ「ユキ!!!危ない!」
目を見開いたままユキは
ナイフの方向へ顔を向ける
ナイフが目に刺さるギリギリで
ユキの顔全体に
壁のようなシールドを出して
攻撃を阻止する。
視界を操る時は一緒にシールドは
出せなかったが…こんな状況だ。
腕の痛みも忘れてただ夢中になって
生徒達を友達を守ろうとしていた