第4章 Plus ultra!!!!
ドォン
森から大きな爆発音がする
相澤「!…何だ……」
飯田「先生!!!」
生徒の声と同時にヴィランが
イレイザーヘッドの拘束から抜け出す
荼毘
【さすがに雄英の教師を務めるだけあるな
なぁ、ヒーロー。
生徒が大事か?】
相澤「?!」
さっきの発火が個性じゃないのか!?
荼毘【守りきれるといいなァ……
また会おうぜ】
ドロッとヴィランが溶けて
黒い液体になって消える
相澤「すぐ戻る。中に入ってろ…」
周りの炎を洸太と一緒に消しながら
走り続けると洸太が人影に気づく
緑谷(もう少しだっ…!)
洸太「おい!あれ…!」
「あっ!」
洸太が指さす方向をみると相澤先生の姿が
緑谷「相澤先生!!!」
相澤「お前達!」
緑谷「この子を安全な場所にお願いします
この子の個性は水です
どうかよろしくお願いします」
「イレイザーヘッド私も援護に行きます」
相澤「お前また…
その怪我やりやがったな…」
緑谷「あ、いやっ、でも」
相澤「だから彼女にこう伝えろ」
「相澤先生……?!!」
相澤「まだ行けるか」
「っ…!はい!行けます!」
相澤「後で合流する、
それまで俺たちの生徒を守りきれっ!」