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僕のヒーローアカデミア

第13章 ACADEMIA


宮内「そんな恐い顔しないでくださいよ
今の時代私達極道もんは肩身が狭い。
そんなのおかしいと思いませんか?」

「なにが言いたい」

宮内「私は自由になれたのです
オーバーオール様に出会って。」


「お前…。」
まるで洗脳されているかのようだった
高揚感に満ちた目をしていた

崩れ落ちるユキに治崎は
提案ですと話を持ちかけた

治崎【貴方もこちら側へ…
私達死穢八斎會に付いてください

君がそう選択する事によって
救われる命がある。】

それは柳組員が人質だとでも
言っているようだった。

「私は雄英高校の教師である前に
1人のプロヒーロー!
味方を裏切って敵に寝返るなんて…」

治崎
【それは残念だ。
君のせいで一つ命が消えた】


宮内は笑顔で治崎の前に跪いた
宮内「オーバーオール様の為ならば」

宮内がそう言うと治崎は宮内に触れた

パンッ!

破裂音と共に目の前は血の海だった
ビチャッと頬っぺに"宮内"の血が飛んできた
見せしめのようだった
協力しないのならば
お前の周りのヤツらはこうなると。

「ッ!」
見知った顔の。身近な者の唐突な死に
吐き気がした。

治崎
【君のせいだよ。彼が死んだのは
嫌だろう?これ以上"家族"が死ぬのは】

「オーバーオール!!!てめぇェェエエ工!!!」

怒りの篭もった声で強く拒むユキに
治崎は肩を竦めて ユキの声を遮り
メリットはそこだけじゃないと口にした

治崎【私は君の大切な友人が
"あぁ、なってしまった" 原因を知っている】
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