第13章 ACADEMIA
エリちゃんの居場所が特定出来るまでの間
僕らは待機となった。
実技授業
瀬呂「インターン組
動きがキレてる」
爆豪「外で何か掴みやがったんだ…!
コラオイ!何を掴んだかいえ!」
切島「わりー言えねー!」
またインターンに関しては
一切の口外を禁止された
切島クン麗日さん蛙吹さん
僕だけじゃなくあの場の皆が作戦に加わる
イレイザーヘッド
『とは言ってもだ
プロと同等かそれ以上の実力を持つ
ビック3はともかく
お前達の役割は薄いと思う
蛙吹 麗日 切島 お前達は
自分の意志でここにいるわけでもない
どうしたい』
麗日『先…っイレイザーヘッド!
あんな話聞かされてもう
やめときましょうとはいきません!』
蛙吹
『先生がダメと言わないなら…
お力添えさせて欲しいわ
小さな女の子を傷つけるなんて許せないわ』
環『会議に参加させてる以上
ヒーロー達は1年生の実力を
認めている…と思う
現に俺なんかより
1年の方がよっぽど輝かしい』
ねじれ『天喰くん隙あらばだねぇ』
切島
『俺らの力が少しでも
その子の為ンなるなら
やるぜ イレイザーヘッド!』
イレイザーヘッド
『意思確認をしたかった
分かっているならいい
今回はあくまでエリちゃんという子の保護だ
それ以上は踏み込まない』
『『了解です!!』』
皆がエリちゃん保護に奮い立つ…!
その一方で…入れ替わるように
僕の心にのしかかってくる事
とてもナイトアイに聞ける雰囲気じゃなかった
オールマイトの事
インターンが口外禁止になって
オールマイト本人には相談出来ない
切島くん達にも話す事も出来ない
エリちゃんの事
オールマイトの事
どちらも重すぎる
今はとにかくエリちゃん保護に向けて
全力で臨まなくては…………
この時きっと僕の心はもう━━━
ギリギリだったんだ。