第13章 ACADEMIA
ファット
「想像しただけではらわた煮えくり返る!
今すぐガサ入れじゃ!」
ヒーロー3(ロックロック)
「こいつらが子供保護してりゃ
一発解決だったんじゃねーの?!」
サー「全て私の責任だ
二人を責めないで頂きたい
知らなかった事とはいえ……
二人ともその娘を救けようと行動したのです」
緑谷はリスクを背負い
その場で保護しようとし
ミリオは先を考え…より確実に
保護できるよう━━━━…
何が……
最高のヒーローだ…!!!
何が……
百万を救うルミリオン…!!!
サー
「今この場で一番悔しいのはこの二人です」
強い意志で立ち上がる緑谷とミリオは
声を揃えてエリちゃんを
必ず保護すると強く言った。
サー
「それが私たちの目的になります」
今度こそ必ずエリちゃんを保護する!
二人の体に緊張が走る
その姿をみたその場にいたヒーローが
口を開いた
ヒーロー3
「ケッ!ガキがイキるのもいいけどよ
推測通りだとして
若頭にとっちゃその子は隠しておきたかった
"核"なんだろ?それが何らかの
トラブルで外に出ちまってだ!
あまつさえガキんちょを
ヒーローに見られちまった。
素直に本拠地に置いとくか?
俺なら置かない。
攻めに入るにしてもその子が
「いませんでした」じゃ話にならねぇぞ
どこにいるのか特定できてんのか」
リューキュウ「確かに
どうなのナイトアイ」
サー「問題はそこです
何をどこまで計画しているのか
不透明な以上 一度で確実に叩かねば
反撃のチャンスを与えかねない
そこで八斎會と接点のある組織・グループ
及び八斎會の持つ土地!
可能な限り洗い出しリストアップしました
これに迅速かついち早く協力してくれたのは
紛れもないそこにいるユキです
そして皆さんには各地
その箇所を探っていただき拠点となり得る
ポイントを絞っていただきたい!」
ヒーロー2「なるほどそれで
俺たちのようなマイナーヒーローが…」
ヒーロー1「?」
ヒーロー2「見ろ
ここにいるヒーローの活動地区と
リストがリンクしている!
土地勘のあるヒーローが選ばれてるんだ」
ファット
「オールマイトの元サイドキックな割に
随分と慎重やな回りくどいわ!」