第13章 ACADEMIA
サー「先日リューキュウ達が退治した
敵グループ同士の抗争」
「片方のグループの元締めが
その交流のあった中間売買組織だった。」
ヒーロー2「最近多発してる組織的犯行の多くが八斎會に繋げようと思えば繋がるのか…。」
ヒーロー3(ロックロック)「ちょっとまだわからんな…
どうも死穢八斎會をどうにかクロにしたくて
こじつけているような。
それを言うならそこにいる
柳組若頭さんはどうなる?
一概に無関係とは言えないんじゃないか」
ファット「お前さん何が言いたいんだ」
怒り声で彼女は関係ないやろと庇ってくれた
明らかな敵意を向けられる
昔から"そういう視線"には 慣れていた
とても褒められた存在ではない事は
分かっている…。
直ぐにでも否定したかった
私の家族を悪くいうな、
そう言いたかった。だけど┈┈┈
「確かに疑いの目を向けられるのは
仕方ない事だと思っています。
私は…家族を…信じています
しかし、柳家には裏切り者がいると
考えた方が…いいかもしれません。」
握りしめた拳は震えそう発した声も怒りと悔しさが入りじ交ざった辛そうな声だった
緑谷「先生…」
心配するように眉を下げた
サー「そう思う理由は」
いつもの冷静な声で問いかけた
そう思う理由があるんだろう?
「…宮内洋という…柳組副代表が
どうやら陰で動いている…ようです。
私はこの協力を要請された時
柳組総力を上げ警察と協力しながら
調査を進めてきました。
ですが、この会議での調査内容と
報告を受けた内容とは
少々誤差がありました。
考えたくはありませんでしたが
柳組現当主はヒーロー側に付くとオールマイトと警察署長と誓いを交わしました。
それにより警察やヒーローから
敵意を向けられなくなった。」
そこまで言うと
ナイトアイはなるほど。
とメガネをクイッと上げた
サー「懐に入ったため逆に
動きやすくなった。という訳だ。」
「はい…。」
ヒーロー3(ロックロック)
「やっぱりコイツはここに居るべきじゃないんじゃないか?」