第12章 HERO!!!!!
バブルガール
「…アイズさんと仲がいいみたいですね」
サー「それは…どうだろうな」
メガネに光が反射して表情が見えない
眩しそうにサーの方をみるバブルガール
それはそうと緑谷達と
合流しようと歩き出した。
ミリオン「すみません!事故りました!
まさかあんな、転校生と四門でバッタリみたいな感じになるとは…」
雨の降る中事後報告をする4人は
自分たちが雨で濡れている事は
どうでも良さそうだった。
謝るミリオンにサーは
これは私の失態だと言った。
バブルガール「とりあえず、
無事でよかったよ!
下手に動いて怪しまれたら危なかったかも」
場を和ませようと明るく振る舞うバブルガールに緑谷はそんな恐ろしい感じはしなかったと口にした。
サーは先日起こった事件の話をした。
サー「銀行強盗団がトラック事故を起こした
巻き込まれたのは治崎ら死穢八斎會
だが、死傷者は "ゼロ" だった。」
緑谷は理解が出来ず
よくわからないという表情を見せた
サーはそんな緑谷をお構い無しに話を続けた
バブルガール「でも、お金だけはきれいさっぱり無くなっちゃったんだって
警察は事件性なしって結論を出したけど
どう考えても怪しいって事でナイトアイ事務所は本格マークを始めたの
何考えてるかわからないけど、
ヤるときゃヤる奴ってこと」
サーが話終えると付け加えるように
バブルガールが話を続けた。
話を聞き終えるとミリオンが前を歩いていく
サーに声を掛けた