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僕のヒーローアカデミア

第12章 HERO!!!!!



サー「権力維持唯一の生き残り
柳組の次期当主と言われているのが
アイズ ユキだ。
だが今の柳組は指定敵団体ではなく
警察と手を組んで 死穢八斎會の調査に
協力して貰っている。
昔世話になった礼だとかで
すっかり丸くなったみたいだがな。」

驚きを隠せない緑谷はまた
ブツブツと独り言をしていた

そんなすごい人だったなんて…。



サー「我がナイトアイ事務所が狙うのは
奴らの犯行証拠
くれぐれも向こうに気取られぬように」

緑谷「イエッサー!」






資料室にてユキは何か調べ物をしていた
手当り次第に読みふけった
「これは…。」

Pppppp

静かな部屋にスマホの音が鳴り響き
心臓が跳ね上がった。


寿命が縮んだなこれは。
胸に手を当てて深呼吸をする
スマホのロック画面を開くと
柳組 副代表 宮内と登録された者からの着信だった。

宮内「姉御 地崎の件についてご報告が」
「ええ。聞かせてもらいます」

私はあの日根津校長先生に頼まれ
柳組の総力を使い
とある小さな指定敵団体の調査に
協力して欲しいとの事だった。
手渡された資料には 事細かく
地崎と呼ばれる男がしてきた事が書かれていた

メモにはプッシーキャッツの
住所と電話番号が書かれていた
ラグドールが敵連合に拉致されて以降
ラグドールは"個性"が使用不可になった
それを知ったのは私が目を覚まして
すぐの事だった。
学校内に内通者がいる可能性は否めない
だから私は学校外で連絡を取ることにした
だけど 何者かに付けられていたようで
すぐにその場所から撤退したのだ。

そして何故指定敵団体にされているはずの
柳組がヒーロー側に
位置づけされているのかと言うと

私達 柳組はあの日
私が死穢八斎會に拉致された時
手助けをしてくれた
オールマイトに感謝を行いで表すため
ヒーロー側に付くことを契約したのだ。
ヤクザ者が契約するという事は
血より濃いもので繋がり
決して破られることのない契りという意味だ。

これ程までに頼られるのは
十数年によって積み重なった信頼と実績の賜物だ

宮内「憶測ではありますが…」
ユキは絶句した
まさか人間がそんなおぞましい事を…
するはずが…ないと言いきれなかった。
死穢八斎會ならやりかねない。
「今彼らは何処に…」
宮内「────です…。」
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