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僕のヒーローアカデミア

第11章 HERO!!!!


オールマイトに憧れるあまり
長年鏡の前で練習し続けた!

ユーモアのセンスなんて僕から
一番遠い!!!
これで笑ってもらえなきゃ
ナイトアイのインターンは……


サー「オールマイトをバカにしてるのか?」

緑谷に雷が落ちる
緑谷(スベった!)


週末の街中は 人々で溢れていた
「……さすが休日」


満員電車に揺られながら
自分と同じくらいの子が楽しそうに
話している姿をみると
少し羨ましいと思ってしまう

ねぇあれヒーローのアイズじゃない?
えー違うでしょー!

コソコソ話ほどよく聞こえるものはない。
こんな満員電車の中で騒がれちゃ迷惑だ
私はプロヒーロー。
小さい子の憧れ対象。
何の見返りも要求することの無い
都合のいいヒーロー。

なんで私はヒーローに
なりたいと思ったんだっけ。
私の亡き母は極道者 父は警察官
周りの人でヒーローなんていなかった
むしろヒーローなんて無縁の育ちだったのに。

ねぇナイトアイ……
私は立派なヒーローになれてるの?


プシュ────……ドアが開きませす

雪崩のように電車内からホームに人が流れ込む

「この先何が起こるかなんて知りたくない…」

色んな人の靴の音が混ざり合う
平和ボケしたこの世界
壊れ始めてる平和に気づきもせずに
呑気な顔して生きている。

人混みに流されながら
なんとか改札口を出ると
アナウンサー
「あー!あれプロヒーローのアイズじゃないですか?!」

改札口をでてすぐ 交差点付近に
テレビカメラを構えた人達とマイクを手に持ち
眩しい笑顔で手を振られてしまう

「あぁ……あはは」

そんな事されたら笑顔で行くしかないじゃないか


暑いですねー今日はお休みですか?
今からどこへ行くんですか?
誰かと待ち合わせですか?
今 若い人達に人気のヒーローを
聞いて回っていたんです!
アイズさん最近雰囲気が
柔らかくなったとの声が多く上がってまして
まさかこんな所で会えるなんて奇跡ですね!

そこから約2時間質問攻めの
マシンガントークは続いた
(勘弁して……くださいよ…あはは…)
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