第10章 HERO!!!
爆豪「てめぇの何がオールマイトを
そこまでさせたのか確かめさせろ
てめェの憧れの方が正しいってんなら
じゃあ 俺の憧れは間違ってたのかよ」
緑谷「……かっちゃん……」
どんだけピンチでも
最後は絶対勝つんだよなあ!!!
どんなに困ってる人でも笑顔で
救けちゃうんだよ……
爆豪「蹴りメインに移行したんだってな?」
緑谷「待ってって!こんなのだめだ!」
緑谷の言うことを全く聞かない爆豪は
思いっきり緑谷との距離を縮める
緑谷「かっちゃん!!!」
(右…!いや!以前に破られてる!違う!
右はフェイント…────)
緑谷の予想とは違い右手で攻撃する爆豪
見事に的中し、緑谷の足を負傷させた
爆豪「深読みするよなてめェはァ…こいや!!」
緑谷「マジでか…!かっちゃん…!」
監視カメラ
「グラウンド・βニテ1年A組ノ生徒二名
時間外活動確認!
A組担任…イレイザーヘッド
副担任…アイズ 内戦8番」
Ppppppp
監視カメラ
「オイ!イレイザーヘッド!アイズ!
オタクノ生徒ガ グラウンド・βニイルゾ!
監督不行届!責任問題叱ッテコイ!」
相澤「まじかよ…」
監視カメラ「マジマジ。コラ アイズ起キロ」
切島部屋にて
Ppppppp
耳に入ったイヤホンから音がして
ビクッとなって起きたアイズ
監視カメラに起キロ バカと言われ
目を覚ましたユキ
「…にゃ!」
(行かなくちゃ…)
ほとんど話を聞いていなかったので
取り敢えず相澤の元へ行くことにした
「にゃ…」
(トビラ…デカい!)
とびらはちゃんと閉まっており
開けることが出来なかった
どうしようとウロウロしていて
気づいた。窓ガラス空いていることに
(おっし!行ける!)
窓の外を見ると2階。
死ぬんじゃないかと思ったが
今思えば人間の時の方がもっと高い所から
飛び降りていた事に気づいた。
(今ネコだし、2階くらい楽勝だよね…)
相澤(一体何を…)
扉をあけてグラウンド・βに
向かおうとする相澤の
目の前に立ちはだかる影が。