第10章 HERO!!!
だが、俺が王なことに俺は不満を持ってしまった
俺は俺に殺されかけた
増やしたものはある程度
ダメージを受けない限り消えない
俺達が自分こそ本物だと主張を
始め言い争った。
想像できるか?
このイカれた状況が1週間と2日続いたんだ。
結果として俺たちは殺し合い消えた。
以来俺は俺が本物なのか確信が持てない
わからなくなっちまった。
イカレちまった人間に居場所はねえ
ヒーローが助けるのはいつだって
善良な人間だけさ。
俺が探しているのは俺のように
イカレちまった人間
居場所を求め彷徨うイカレ野郎。
大きな爆発音に誘われトゥワイスは
その現場を見見に行った
気持ち悪いほどグチャグチャになった車は
火を纏い 近くにはバラバラの
手足が散らばっていた。
オーバーホール
「大の大人が何人も揃って…
小さなコンビニのレジを盗むだけ?
変だと思うこれだけ集まればもう少し
大きな目的を持つと思う…
病気だよ…!お前ら病気は治さなきゃあ」
ミミック
「金は頂いたんでヒーローが来る前に
とっととずらかりやしょーや
オーバーホール」
オーバーホール「病人ばっっかりだ
どいつもこいつも…」
どうやらイカレ野郎共は
自分達で居場所を作り始めたようだ。
トゥワイス「よォし……
どうしよっ……っかな!?」
A組仮免試験に挑む頃───
そろそろつく後期が始まるだろう?
もう始まっているかな?
教育に専念するものだと思っていたが…
オール・フォー・ワン
【僕に何を求める?】
オールマイト
「ケジメを付けるだけさオール・フォー・ワン」
オール・フォー・ワン
【その未練がましいコスチュームはなんだ?
君まさかまだヒーローやってる
ワケじゃないんだろうな?】
オールマイト「よく喋るな」
オール・フォー・ワン
【察してくれよ!
久々に会話が成り立っているんだぜ?】
オールマイト「死柄木弔はどこにいる?
貴様は何がしたい…何がしたかった。」
オール・フォー・ワン
【同じさ。君と同じだよ。
君が正義のヒーローに憧れたように
僕は悪の魔王に憧れたんだ
シンプルだろ?
理想を抱き現実出来る力を持っていた
永遠に理想の中を生きられるなら
その為の努力は惜しまない】
オールマイト「ならば
なぜ後継など…………」
それを君が聞くか?
可笑しく笑うオール・フォー・ワン