第9章 HERO!!
緑谷「終わった?!!」
目良「集計の後この場で合否の発表を行います
着替えて しばし待機でお願いします」
下っ端「シャチョーすいません
仕事出来ませんでした……
やっぱり"拘束用プロテクター"は
動きづらいですね…」
ギャングオルカ
(いや…プロテクターがなかったとしても
あの炎の渦はそれ程に見事だった
そして乾燥によるダメージからの
緑谷の奇襲……
試験が長引いればあるいは────……)
着替え終わった受験者たちがゾロゾロと
会場へと入ってくる
耳郎「こういう時間が1番ヤダ」
八百万
「人事を尽くしたならきっと大丈夫ですわ」
目良「皆さん長い時間お疲れ様でした
これより発表を行いますが……
その前に一言
採点方式について
我々ヒーロー公安職員とHUCの皆さんによる
二重減点方式であなた方を
見させてもらいました
つまり危機的状況で
どれだけ間違いのない行動を
とれたかを審査しています
とりあえず合格点の方は
五十音順で名前が載っています
今の言葉を踏まえた上でご確認ください!」
雄英高校
轟と爆豪だけが失格
その他の生徒は合格。
爆豪「ねぇ!」
切島「爆豪…」
夜嵐「轟!!
ごめん!!あんたが合格を逃したのは
俺のせいだ俺のこころの狭さの!!!ごめん!!」
頭を下げ謝罪をする夜嵐をみて
轟はお前が悪いわけじゃないと言った。
轟(これまでの道のり
奴の息子だって事
ヒーローを目指していく上で背負っていく事…)
轟「お前が直球でぶつけてきて
気付けた事もあったから……」
芦戸「轟…落ちたの?」
瀬呂「ウチのツートップが両方落ちてんのか」
上鳴「暴言改めよ?言葉って大事よ
お肉先パイも言ってたしさ
原因あきらか」
爆豪「黙ってろ殺すぞ」
目良「続きましてプリントをお配りします
採点内容が詳しく記載されてますので
しっかり目を通して置いてください
ボーダーラインは50点
減点方式で採点しております
どの行動が何点引かれたか等
下記にズラーっとならんでます」
尾白「俺ギリギリ61点」
瀬呂「俺84!見て!凄くね?!
地味に優秀なんだよ俺」
耳郎「待って!ヤオモモ94点!!?」