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短編集

第1章 女子の日 -K-




慶「…祐貴……?」
私「ご、ごめ…っ 今日、もう帰るっ!!」
慶「ちょ、!」


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はぁ…
走って帰ってきちゃった…
これは完全に嫌われちゃったよね



サイアク…



ホントはもっと楽しくなるはずだったんだけどなぁ



♪~♪♪~♪




…けーちゃんだ……
別れ話かな




私「…はい」
慶『はいじゃないよ!! 今どこ!?』
私「家…」
慶『そっか、じゃあ俺はどこでしょー?』
私「…家?」
慶『誰の?』
私「?…けーちゃんのでしょ?」
慶『正解は、祐貴の家の前でした♡」
私「えぇ!?」
慶『外見て』



言われるがままに窓から外をのぞくと
手をひらひら振ってこちらに微笑んでいるけーちゃんがいた



私「なんで!?」
慶『なんでって、話をしに?』
私「…別れ話?」
慶『してほしいの?』
私「……やだ」
慶『家、入れてくれる?』
私「…ん……」



別れ話では、ないっぽい
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