第1章 女子の日 -K-
からんからーん
店員「いらっしゃいませー」
慶「あの、予約してた小山です!」
店員「はい、こちらへどうぞ」
よ、予約まで…!!
私「予約とってたんだね」
慶「うん。ここ、予約なしでも入れるんだけど、人気店って聞いたから一応ね!」
優しいなぁ
こーゆーとこ好き…
慶「何食べようか!?」
私「んー」
慶「うわぁー!エクレアあるよエクレア!!」
目が輝いてますね笑
私「じゃぁ、私はこれでいいかな」
慶「え、こんな小っちゃいのでいいの!?」
私「うん」
慶「もうちょっと食べたら?」
私「これでいいってば!!!」
あ、やば…
私「あ、ご、ごめんね!?」
慶「ううん、俺こそ無理にすすめてごめんね?」
私「…うん」
うわぁー
私絶対雰囲気悪くしちゃったよね…
慶「ほら、ケーキ来たよ!! 食べよ?」
私「~~っ///」
か、可愛い…//
今の『食べよ?』の言い方!!
わたし的萌えポイだわ~
癒される…
慶「? どーしたの?」
私「いや、なんでもないの!!♡」
慶「そ?ならいーんだけど」
私「うん、いただきまーす」
慶「いただきます」
もぐもぐもぐ
慶「うまーーー!!! なにこれ、めっちゃおいしい!!」
私「これもおいしーよー!」
慶「やばいやばい!」
目がまぶしいくらいに輝いてる…っ笑
ケーキ、一口食べてみたけどやっぱり食欲わかないな…
美味しいのにね、もったいないことしてるな…
慶「ん、祐貴?どしたの?全然進んでないけど…」
私「あー、うん、少しボーっとしててっ」
慶「そっか、じゃぁ、あーん」
私「へ?」
慶「ほらっ」
私「いやっ、いいよ!」
慶「遠慮しないで!!」
私「いらない!!!!………あ、」
また、怒っちゃった