第4章 必要なもの -T-
お昼ご飯も食べ終わり
午前中と同じように午後もダラダラして過ごした
気付けばもう6時半で
もうそろそろ帰ってくるかとワクワクして待っている私
しかし、彼は7時になっても
8時になっても帰ってこなかった
もしかして、浮気…?
そんなよからぬ考えが頭の中をよぎる
絶対浮気なんかしないって思ってても
やっぱり、考えてしまう
がちゃ
!!!
貴「ただいまー」
*「貴久っ」
ぎゅーーーー
貴「う、わっ どーしたの?(笑)」
*「うぅーーーー」
私は彼の胸に顔をうずめ
ぎゅーっと強く抱きしめた
いつもの匂い
いつもの温かさ
とても、安心した