第12章 夜這い
はぁ……はぁ………、一瞬の静寂に包まれ、私は目を大きく見開き、瞬時に言葉を理解し、黙り込み、首を横に振った。
「………………。」
これだけは死んでも言わない。
里を売る行為を私はしない。
ゼロを危険に晒す事は絶対しない。
それが私の誇りだ。プライドだけは守り通す。
カカシは、私が何も言わない姿を見ながら大きく息を吐き、諦めた顔を浮かばせた。
「やっぱ、言わないか……は、オレより里を取るんだな。そっか、じゃあ仕方ないな。」
合図のように絶頂を迎えるように腰を重圧的に降り続け、その瞬間まで私を見つめ笑っていた。喘ぎ声を隠せず、高い声で名前を呼べば、更に興奮したように歓喜した顔を見せていた。
「は、……!イク、あ、……!……」
「ああ!…イっちゃう……カカシ…!」
互いに身体をガクガクと痙攣し、震えるようにブルブルさせれば、カカシは満喫したように唇を奪った。
「あー気持ちいい…最高……。」
中に熱いザーメンが子宮の中に広がり、股の間から、まだ抜かずとも滴り落ちていく。
ピクンピクンとまだ出している姿に、私は息が出来ないぐらい快楽を感じてしまう。
「あーあ…、まだ出てるなぁ、ふふ。、ホラ二回目。休憩なんかさせないよ?」
カカシはクスクス笑い、
まるでゲームをしているように、体力が果て尽きるまで、かき乱し続け、その度に壊れてしまいそうな快感に翻弄され続けた。
意識が失いそうな瞬間、カカシを見つめれば、少し切ないような瞳を浮かべ、愛しそうにキスをして、愛を注ぐように呟いた。
「、好きだよ、愛してるよ…。」