第12章 夜這い
私の従順な姿を露呈させても、カカシはゴムをつける素ぶりを見せてくれない。唇を密着しながら激しく暗殺者のパジャマを剥ぎ取り、いらないゴミのようにベッドの下に掘り投げていく。
自分の服を破りそうな勢いで脱ぎ捨て身体をぴったり引っつけ、荒々しく愛撫を行う。
これだけ興奮したカカシにやはり恐怖心が更に膨れ上がらす。まるで猛獣に襲われている感覚を味わっている。いつもの眠たそうな姿とは全く違う様子に困惑してしまう。
「カカシ…あの、ゴムは?あ、生で入れるけど、外に出してくれるんだよね?」
優しく伺うように確認するように聞けば、濡れた瞳が重なりじんわり汗を拭い、笑いながら答える。
「、最初に言ったでしょ?中で出すに決まってるじゃない。赤ちゃん作りたいんだ。オレとお前の赤ちゃん可愛いだろうなぁ…楽しみ。」
ニッコリ笑った言葉と同時に一番奥底までギッチギチに根元を押し込まれ、激しく悲鳴を叫び出す。
「っんん!!!ダ、ダメ…本当に……あ、あ!ぁ…!」
ボロボロ泣きながらカカシを見つめれば、誘うように唇を無理矢理奪われ、抵抗する力を、氷から水になるように、瞬く間に溶かしていく。
その姿を満面の笑みで見ながら呟く。
「言葉と身体が違うよ?やらしい身体。、可愛いな…色っぽい。全部オレのものにしたいよ。」
「はぁ、は、カカシ…お願いだから!抜いて……!ダメ、お願い!」
激しく腰を振られ、頭がビリビリ痺れ、何も考えられなくなっていく。
私の小さな抵抗の言葉に反応しながらぶっきら棒に喋りだす。
「じゃあ言えよ、里の名前を。オレを暗殺する指示を出したクソ野郎の名前を。他の協力者の存在を教えろよ。」
「…っ!!カカシ…!!」
「もう、隠すなよ!頼むから、オレに全部教えてくれよ!!!」