• テキストサイズ

【NARUTO】六代目火影暗殺計画

第9章 アカデミー夏祭り


ジンワリ汗が背中を伝い流れていく。

ハッハッハ…… お隣のパグ犬さん、流石に忍犬でも、今日の三時の最高気温は耐えれないようだ。

「パックン大丈夫ー?」

「大丈夫だ、ワシは忍犬。これぐらい…」

「はい、冷たいタオル、クビに巻きなよ。」

「ぬお!なんだこれは?」

「濡らしたら冷んやりするんだよ。」

行く前に買い物してアカデミーに向かうが、まぁ暑い。バニラアイスを食べながら、首に冷んやりするタオルを巻いて歩く、一人と一匹…じゃなくて一頭。

忍犬は一頭と言うらしい。さっき怒られた。
パックンの大きさだと一匹だと思うが……。

すると突然突風が吹き荒れ、思わず目を瞑り身体と頭を横にした。パックンが飛んでいかないよう、抱っこして支える。

「う…わ、危な…!今の風…今日すごく強いね。たまに強いよ。パックンわたしの肩に乗りなよ。」

パックンをそのまま抱っこして肩に乗せる。意外とずっしり身が詰まったように重いが、なんでだろ、安心する。というかこの忍犬は乗り慣れている。

「カカシも朝言っとったな。あんまり強ければ中止にするとな。」

「だよね、もし、頭に何か当たったら大変だよ。」

心配しながら歩いていけば、アカデミーという大きな学校だろうか、建物が見えてきた。

/ 84ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp