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【NARUTO】六代目火影暗殺計画

第7章 一楽


「カカシ、美味しいね!」

キラキラした瞳でみつめるが、
いつもと同じだよ、って言ってあんまりリアクションがない。

「同じじゃないよ、私と食べてるじゃん、二人で食べたらもっと美味しいよ。」

私が小さい時、祖母はまだ若くて、幼い私の為に働いていた。だから私はいつも一人で食べていた。

「…もっと美味しい?」

「もっと美味しい。だって感想とか言いあえるし、時間を共有出来るし。あ、少し頂戴?私のもあげるから。」

「えー、ヤダ自分の食べなよ。」

「えー、ケチー、あ、炒飯いる?餃子は?」

「どんだけ食べたいんだよ、ホラやるから。」

醤油ラーメンを少しもらって食べてみた。

「んん!あ、サッパリして美味しい、カカシもいる?味噌ラーメン。」

ニコニコしてカカシに聞く。

「要らない、よく味はわかってるし。んー、じゃあ炒飯頂戴。ご飯もの食べたくなってきた。」

ハイどうぞ!と満面の笑みで渡せば、なぜかビックリした顔をしている。

「ん?なんか変な顔してた?」

「いや…別に何も……。」

カカシが前を向いて食べている。

「ふふっ、さんって…本当に綺麗ですねー。笑顔が特に綺麗で、更に可愛いですね、女性の私でも、今ドキッとしましたよー。」

アヤメさんが笑顔で私に話しかけてきた。
いやーそんな照れますねーとか言ってたら、カカシが声をだす。

「オレはドキッとなんかしてないよ。」

「ハイハイ、わかってるよ、それぐらい。」

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