• テキストサイズ

【NARUTO】六代目火影暗殺計画

第3章 出会い


「ごめんなさい、私急ぐので。」

私はこの場を離れようと濡れた唇を拭い、立ち上がろうとした。それなのに、一切起き上がれない。身体がコンニャクのようで、思わず吹き出して笑った。

「あ、あれ?力が入らない…え??」

まだ真っ赤な彼に同調してもらおうと笑顔を見せるが、さらに彼は目を大きく開けてビックリして、口元に手を置いている。

「私、なんだか身体に力が入らなくて、あなたに骨抜きにされちゃいましたね、キスがとっても、お上手ですね。」

リップサービスを加えながら、再度気合いを入れ、グッと立ち上がろうとした時、彼は瞬時に反応して、ガシッと両肩を掴まれた。

彼は慌てたように首を横に振り、私の肩に触れる手が何故か汗ばみ震えていた。

/ 84ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp