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【刀剣乱舞】*夜伽のお時間*【R18】

第1章  ◆夜伽の通達 ★☆☆☆☆




『夜伽』という言葉を受けて、長谷部は無意識に、彼女の体を上から下まで目で追っていた。

彼女は刀たちの時代に合わせた着物を着ており、それはしっかり着付けられているが、その中に隠された体を、もし見ることができたなら…。
長谷部はゴクリと喉を鳴らした。

(…… だめだ、主に、そんなこと……)

許されるのか? と呆然と考えたが、これは政府の通達なのだから、許されるというより、むしろ強制されていること。

そこまで考えが及ぶと、長谷部は尋常でないくらいに心臓が音を立て、下半身が脈を打ち始めたのを感じた。

「主っ…」

目が回るくらい、この事態に冷静ではいられない。
通達の内容は理解した。
しかし、主がそれをどう思っているのか、まずはそれが気になって仕方なかった。

彼女が『困らせてしまう』と危惧したのは、主自身がこの通達に困っているからではないだろうか。長谷部はそう思い、わずかに胸が痛みだした。

しかし、こんな夢みたいな機会は、これを逃せば二度と来ない。
長谷部は自分のそんな欲望が声を上げているのを、キリキリと痛む胸の中で聞いていた。

「主は、その、どう思っておられるのでしょうか…。も、もし……主命とあらば、俺は…」

主命であれば、従う。
彼女が困らないように、本当は願ってもないことなのに、そう言った。

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