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【刀剣乱舞】*夜伽のお時間*【R18】

第4章 ◆愛撫の快感 ★★★☆☆



「主…」

主のこぼす艶やかな声を聞きながら、俺は仰せのとおりにしばらく指での愛撫を続けた。


…主は、俺が想いを告げたらどうするのだろう。

聞かなかったことにされてしまうだろうか。…いや、主はそんなことはしない。

優しい彼女は、どんなに困惑しようとも、慈愛に満ちたお言葉を下さるだろう。

もちろん、受け止めてもらえるなどとは思っていない。

こんなもの、本来なら主に向けて抱いて良い感情ではないのだ。

…しかし、こんなことを続けていれば、いずれ耐えられなくなる。

もう、主を俺のものにしたい。

他の男にこんな顔を見せるのも、声を聞かせるのも、我慢ならない。

俺の欲求はここまで大きなものだっただろうか。

主の近侍にしていただけただけで幸せだった。彼女のために戦えるだけで、優しいお言葉をかけてもらえるだけで十分だったのに。

俺は、もう──


「長谷部さん…?」

「………えっ」

「ど、どうかされましたか…?」

息を切らしながら、主は不安げに覗きこんできた。


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