• テキストサイズ

【刀剣乱舞】*夜伽のお時間*【R18】

第4章 ◆愛撫の快感 ★★★☆☆



ひとしきり攻め立てた後で、一度指を止めた。
そうだ、絶頂を与えてはならないのだ。注意深く進めなければ。

「はぁ…はぁ…」

くたりと身を任せてくれた主を優しく抱き寄せた。

俺は畳に腰をおろし、組んだ自分の脚の上に彼女を横向きに乗せた。

彼女の肩と、太ももの間。そこに手を添えて安定させる。

「はぁ…はぁ…長谷部さん…どうしてこんなに、気持ち良いことばかりして下さるんですか…?」

先ほどの痛みは指での愛撫のおかげで消え去ったらしい。名誉な言葉をいただき、さらに煽られていく。

「主は俺の大切なお方ですから…。俺の手で気持ち良くなっていただきたいんです。それに、こうして愛撫で慣れていただかなくては、主のここに指を入れることなどできませんから」

そっとまた指を当てた。痛いかもしれないから、挿入はしない。

やはり彼女はまだ怖いのか、ピクリと体を揺らした。

「……主。大丈夫です。無理矢理入れたりなどしませんよ」

「は、はい…。すみません、私、どうして痛いんでしょう…。先ほどのように触れていただくのは、とても気持ち良いのに……」

たまらず、言ったとおり「先ほど」のようにまたグリグリと指の腹で触れた。

「あっ…ん…あ、あの、違うんです、ねだったわけではなくてっ……」

「本当ですか? こうしてほしい、というように聞こえましたが……止めたほうがいいでしょうか?」

「あ、あ……それ、はっ……」

「どうなんです? 主。止めますか?」

「…………や、やめないで、下さいっ…もう少し……」


ああ、もうダメだ。早く俺のものにしたい。

ここまでさせてもらえるのに、まだ俺のものではないなんて。

/ 316ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp