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【刀剣乱舞】*夜伽のお時間*【R18】

第4章 ◆愛撫の快感 ★★★☆☆



俺は引っ掛かり、無意識に湯飲みを置くと、はにかんでいる主に尋ねた。

「昨夜というと、山姥切の手当のことでしょうか。お二人のときに、何か良いことが?」

「はい。ちょっと」

「…何ですか?」

「ふふふ、まだ内緒です」

頬を赤くし笑顔を見せる主に、普段であれは胸が高鳴ったはずだ。

しかしそれが山姥切に向けられたものだと分かると、俺の腹の中はひどく煮え返った。

「なぜですか?」

「まだ、私の勘違いかもしれないので…」

どういうことだ?勘違いかもしれない、とは一体何なんだ?

山姥切と、何があった?

…まさか、奴と想い合っているということでは…

「長谷部さん?」

俺とあんなことをしたのに、心の中では別の男を想っているのだとしたら……


『主さま、通達でございます』

「は、はいっ」

暴れだしそうな嫉妬心は、狐の呼び声で一度途切れた。

襖の隙間から差し出された通達を主が受け取り、熱っぽい表情でこちらへと差し出しす。

開くと、今までとは違い長い文章が書かれている。

主も俺の腕の横から覗きこんだ。


『三夜目

近侍は審神者に指を挿入すること。近侍は注意深く愛撫を行い、痛みを軽減させよ。過去の手順を行うことは自由である。
ただし審神者に絶頂を与えてはならない』


これは……。

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