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【刀剣乱舞】*夜伽のお時間*【R18】

第4章 ◆愛撫の快感 ★★★☆☆



「写しの俺に期待しても無駄だが、話くらいなら聞いてやれる」

ふて腐れながらも、彼も私を心配してくれている。

「ありがとうございます。…恋煩いというか、少し、自分の無知を反省していたんです。今まで男の人と触れ合う機会なんてなくて…」

「長谷部と恋仲にでもなったのか」

「ま、まさか…! 恋仲だなんて、そんな…。ただ審神者として、男の人について少しは知識を得なければと思いまして…」

「別にそんな知識は必要ないだろ」

山姥切さんは話が見えないとばかりに首をかしげ、目を細めている。

「…でも、あんたは知識がなくとも男をその気にさせる癖がある。気をつけろ」

「え……?」

私がポカンと気の抜けた声を出すと、山姥切さんは少しだけ睨んだあと、大きなため息をついた。

「今だって、二人きりなのに俺を脱がせて、赤い顔で男を知りたいなどと言っているだろ。俺はあんたが天然ボケだと知っているから構わないが、そういう奴らばかりじゃない。…だから長谷部も遠慮してるんだろ」

「…遠慮…?」

長谷部さんが、私に遠慮してる…?
でもたしかに、そう感じるときが何度かあった。

山姥切さんにはその気持ちが分かるのかな…。

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