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【刀剣乱舞】*夜伽のお時間*【R18】

第1章  ◆夜伽の通達 ★☆☆☆☆




しばらく二人で戸の外を見ながら、お茶を飲んでいた。

とても静かで、ゆるやかな時間。長谷部さんは何を考えているかな。
隣の私がこんなにドキドキしてるなんて、きっと思ってもいないだろう。

「…あ、そうだ、長谷部さん。政府から通達が来ていたんです」

「通達?」

彼のさらに隣に近づき、懐にしまっていた通達の紙を広げた。
彼は机に湯飲みを置き、それを覗くと、一読してすぐに眉を寄せた。

「……これは」

「珍しいですよね、『明朝までに、近侍を一番信頼できる者に変えよ』なんて。てっきり任務かと思ったのですが…」

「…あ、あの、それで、主はどのように…」

まるで子犬のように、「主は近侍をお変えになるおつもりですか?」と不安そうな顔を向けてくる長谷部さん。


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