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【刀剣乱舞】*夜伽のお時間*【R18】

第14章 ◆番外編1「猥本」



「はぁ…はぁ…」

私は体を倒したまま呼吸を整える。

「上手にイけましたね、主」

終わればこうして、長谷部さんは横たわる私の頭を撫でてくれて、小さな子供のように甘やかしてくれる。

私はたまらず、体をごろんと動かして長谷部さんに抱きつくと、彼の胸板にすりすりと頬をこすりつけて甘えた。

「主…」

「…長谷部さん、大好きですぅ…」

「…はい…俺もです。はは…主、可愛い…」


はぁ…幸せだなぁ…。

こんなに幸せでいいのかな…。

手入れのはずなのに、私は長谷部さんに気持ち良くしてもらってばかりで、今まで知らなかった夜伽のことを色々と教えてもらっている。

最後までしてしまえばそれで終わりだと思っていたのに、夜伽って本当は奥が深いみたい。

後ろからのも気持ち良いし、この間した座って向い合わせでするのも好きだし…あと長谷部さんがたまにしてくれる、私を持ち上げて抱っこしながらするのも…。

「主? 大丈夫ですか?」

「は、はいっ…長谷部さん、今日も気持ち良くしていただいて、ありがとうございます…」

「そんな…。手入れをしていただいているのは俺ですから。…それに、可愛い主を独占できて、幸せです」


好きって言ってもらえて、可愛いって言ってもらえて、気持ち良くしてもらえる…。

長谷部さんの恋人にしてもらえたなんて、今でも信じられないよ…。

うう…好き…! 好き好き好き…!


「…主。こちらを向いて下さい」

「はい。………んっ………」

最後に口付けをしてもらって、私たちはこの日の手入れを終えた。




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