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【刀剣乱舞】*夜伽のお時間*【R18】

第10章 ◆酔いの告白★★★☆☆



◆◆◆◆


「長谷部さん、大丈夫ですか…?」

主は長谷部の腕を肩にまわし、彼の部屋への廊下を歩いた。

(ドキドキが止まらない…だってさっき私のこと、「俺のもの」って…。どういう意味だろう…やだな私、すごく期待しちゃってる…)

「主どこへ行くんですか…これでは俺の部屋の方向ですよ…」

虚ろな目で、長谷部が言った。

「はい。 長谷部さんのお部屋へお送りしようかと…」

「何を言ってるんですか、俺が主をお部屋までお送りします…」

「えぇ? でも、長谷部さんすごく酔ってますし、早くお休みになったほうが…」

「酔っていません…俺は主の近侍ですよ…俺が送ります…」

そう言い張られ、主はしぶしぶ折れた。

彼女はあまり深く考えていなかった。
この状態の長谷部を部屋へ招けば、どうなるのか。

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