第9章 ◆情熱合わせ ★★★★☆
こんな主を見ていると、さまざまな感情が込み上げてくる。
媚薬のせいで留まるところを知らない興奮と、それを理性で抑えようとする苦しさ。
あられもない彼女を自分だけが見ているという悦び。
そして、こんな彼女を絶対に他の男に見せたくないという独占欲。
「主っ…」
俺は自身に手を添え、先を主の突起に強く押し付けた。
「ぁ、あぁ…っ」
そこにぐりぐりと円を描き、突起を縁取るように動かしていく。
先ほどまで頑張ってソコを俺のに当てようと動いていた主の腰は止まり、微動だにせず快感を受け止め始めた。
「分かりますか、主っ…ここを擦っただけで、こんなに濡れていますよ…」
「あっ…ん…だって、長谷部さん、がぁ…」
「ええ…俺と主は体の相性が良いようですっ…ですから、他の男は、お勧めしませんっ…いいですか?」
「あっ…あん…そんなの、当たり前ですっ…こんなこと、長谷部さんとしか、できません…! 長谷部さんじゃなきゃヤだっ…」
ああ……。
「…………すみません、主っ、もう限界です。俺のを挟んで、足を閉じて」
「え…?」
説明したとおり、主の割れ目に俺のモノを当てたまま、彼女の太ももを閉じさせた。
開放されていたところが俺のを咥えこんで閉じられると、主の潤った素肌に密閉された俺のモノはさらに大きく変形していく。
「あっ…長谷部さん、おっきくなってますっ…」
「そのまま力を入れて…俺のを締め上げて下さいっ…」
俺は腰の前後運動を始めた。