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道の交わる時

第3章 探偵達の夜想曲


コナンとが驚愕しているところに徐に後部座席のドアが開いた。そして、手川の腕がの首に伸びた。
「そこまで知られたからには生かしておけないね!」
「姉ちゃん!」
コナンが麻酔銃を構えようとする前に手川が言った。
「少しでも変な真似をしてみろ!このお嬢ちゃんの頭吹っ飛ばしてやる!」
そして手川は浦川に言った。
「車を出せ!」



この時、蘭に頼まれた阿笠博士は灰原、沖屋と共にコナンを追跡していた。
「その角を左に曲がって」
灰原の指示に沖屋が従う。
「この事を蘭君に...」
「いや、まだやめておいたほうがいい」
阿笠博士の言葉を沖屋が遮った。
「二人の状態がわかりません。返ってぬか喜びになる可能性があるので、もう少し黙っておきましょう。
その時、銃声が響いた。
「!こっちから聞こえたわ!」
灰原の指示に従って沖屋が車を走らせると、浦川とコナン、、手川を乗せた車が見えた。手川は後部座席での頭に銃口を寄せていた。
沖屋はを見ると軽く目を見張ったが、二人には悟られなかった。
「博士、蘭さん達にこの事を伝えてください」
沖屋は、阿笠博士に言った。
「警察ではなく、か?」
「ええ。事の経緯を詳しく伝えられるのは彼らのみです。彼らから警察に連絡してもらって検問をはればいい」
「じゃが、人質を取って検問を突破されたら...」
「そのときは力づくで止めるだけですよ...」
沖屋はそういって不敵に笑った。
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