第1章 躾
「んんんーーーーーーーーっ!! んっんうっ!!」
目を見開く。
秘豆のローターと中のバイブが一斉に動き出した。
腰が勝手に動く。止まらない。
「んんっ……ん……んうっ!!」
「これぐらいでイクなよ? 淫乱」
「んっんんーんぅ!」
「執事に媚薬飲まされて、無理矢理玩具つけられて善がるなんてな」
葛城の人差し指が谷間をなぞる。
それだけで体が震えた。
「俺の許可なくイクなよ? イッたら……」
顔が近づく。
「お仕置き……してやるよ」
耳元で囁かれる。
耳の中に舌が這わされ耳の裏も丁寧に舐められた。
ハンカチを取られ酸素を求めた瞬間重なる唇。
甘美な物から、徐々に深くなっていく。
「んあっ……あっ……ああ」
舌が絡まりあう。
と同時に胸の頂きを弾かれた。
「んんんーーーーーっ!!!!!」
体中に電流が走る。
潮が吹き出し、動いていた腰がベッドへ落ちた。
目の前が真っ白で思考が回らない。
イッてしまった……。